こんにちは。
今日は友人Sが来ました。先日から、カミさんの作品を壁にかけたかったのですが、額縁がやや重く、釘を一発打ち込んでみたところ、見事に石膏ボード一枚だけで奥は空洞だったので、
「絶対に落ちる」
と思ってどうしたものかと思っていました。友人Sはクロス屋なので、壁とか床とか、他にも器用なところがあるのできっと何とかなるだろうと思ってコンタクトをとってみました。
「多分できると思う」という返事だったので、色々と聞いたり画像を送ってもらって方法を調べたのですが、ちょっと僕には敷居が高いな・・・と思っていたのです。
「じゃあ、来てやってくれんか」ときくと、「仕事の空き時間に行けると思うから突然になるかもしれんけどいいか?」と尋ねられたので、やむなし、「頼むわ」という運びになっていたのでした。
数日が経過し、その間はこのくそ暑いのにどこそこでキャンプをしただとか、キャンプ用品でこんなものがある(後々出てくる)、とか、まあ要するにキャンプに関わる話しかしませんでした。もう、呆れるくらい生粋のソロキャンパーなので、毎週毎週週末になると殆ど必ず何県のどこそこでテントを張るそうです。
・・・僕には無理だな。35度近い炎天下でキャンプだとか正気の沙汰ではない。実際今日も聞いてみたけど、「他の人いないだろ?」の答えは「暑いからな!笑」でした。
恐ろしい。考えただけでも。ガンガンに日が照っている中、やれテントを張るだの何か食べるものを焼く準備をするだの。僕はお酒は全く飲めないし、先ず匂いや味が嫌いなのでその手の楽しみはゼロですけど「大自然に囲まれて暑い中飲むビールが最高」らしいです。
でも独りなんですよね?
そういうのが好きなのは何となくしか分かりません。黙々と暑い中ビールを飲むために薪を集めたり火をつけて何かアテを焼いたり・・・汗だくになるでしょう。
そこに写真で見たけどUSB扇風機みたいなのしか無いわけです。もちろん暑いからと言ってすぐにシャワーが浴びられるなんてことは絶対ないし、エアコンだって車が使えるとしても走行しないのであればよっぽど大型車でないと効かないだろう。彼の車は軽バンだ。
誘われているんですが、「行こう行こう」と。
「嫌だ」
秋とか春先にしよう、と言ってます。断り続けています。だって絶対に嫌だから。ちょっと想像してみて下さいな。
男が二人軽バンに乗って何時間もかけて山の中だとか、まあとても遠いキャンプ場に行くんですよ?、それからおそらくは二人で燃える木っ端を集めたりテントを張る作業をするわけですよね?、大いなる大自然の中で。
朝出て午後に着くとして、一番暑い時間帯にそれをやって、「シャワーでも浴びるか」なんてことは先ず出来なくて、せいぜい着替えるかどうかするくらいでしょう。それから火を炊いて、何するんだろう、なんか料理を作るんですかね?、肉でも焼くのかな?
Sはビールのためにできるだろう。自然大好きバカなのでそれも楽しみなのだろう。けど、じゃあ僕はどうだろう、ビールは楽しみにはならないし、肉は美味いかどうかはおいといて、涼しい部屋で食べたいでしょう。それに、絶対に身体をある程度動かさないといけないと思うんです。いつもよりも。
例えば、ですが、今朝僕は3時55分にアラームで起きました。草刈りをするためにです。それはいいんです。望んでそうしていることなので。何故そんなに早く起きるのか?、それは目が完全に覚めて、行動可能になってから準備をして薄ら明るくなってきた頃に草刈りを始められるから。
もう、最近の天気とか気温とか、夫婦のテンションとか考えると夕方に草刈りをするのは「無理」です。
皆さん、草刈りをしたことがありますか。草刈り機を使って。草刈り機はそんなに重たい機械ではありません。先ずメッシュエプロンを身に着けて、そこに草刈機を装備するためのベストを装着します。カミさんはナイロンソー(ひも)が嫌いなのでチップソー(金属の、いわゆる丸いノコギリみたいな一般的なアレ)です。僕は逆にチップソーが苦手なのでナイロンソーで刈ります。使ってみたら分かるけど一長一短ありますけど、まあ、そんな話はいいんです。何が言いたいかというと、超早朝の気温の低い時間帯にせいぜい1時間半くらいかな?、草刈りをするだけで我々としてはもう汗が吹き出すくらいのいい運動を午前6時前に終えるわけですね?
終わったら先ず「シャワー」、それからパンイチで部屋に戻って「エアコンと扇風機」のコンビネーションで身体を冷却し、その後にカミさんお手製の「冷た〜いスムージーとかミルクシェイク」を飲むんですよ。最高に美味しいですけど。
だから、わざわざ気温が35度前後のこの真夏日に炎天下を選んで「シャワーもエアコンもスムージー」もない、それが分かっているのに草刈り以上にキツそうなことをしても絶対に楽しくない。むしろ苦痛である!
山ァ?!
山など後ろを振り向けば山ですよ。窓から見えるのは山です。なんなら外に出て5,6メートルで山です。
いいか?、我が家はいわゆる谷地形にあるのだから山と山の間に建っているんだ!
思わずそういう言い方をしたいくらい山なんです。ここは山!山奥!
「・・・フー」
夜になったら多少は涼しいのかもしれないが、ここまで力を込めて述べ続けてきた理由にて、僕はこの時期に絶対にキャンプなど行かない。
と、いうワケで、キャンプには行かないですけど、そのキャンプバカが今日、連絡をくれたのでした。今日なら行けると。仕事が5分で終わったからということで。
今日はPCワークの日だったので草刈りが終わってからは僕は仮眠していました。9時半くらいに着信。
「10時半には行けるがいいか?」
・・・いいも悪いも頼んだのは僕だし、友人Sも仕事の合間を縫って作業を請け負ってくれているわけですから、次はいつになるか分からないし、僕にはできそうにないことなので「OK!」と返事をしたんです。
でも、そうしたら僕一人で応対することにならないのですよね。何故ならその作業をしてもらう時にカミさんは「カレーを作ってごちそうしたい」と希望していたからです。
・・・ぁのう、今から来るって、
非常に申し上げにくかったですね。彼女も仮眠していましたし、Sは昼ギリギリくらいまでしか居られない、という事情を掴んでいたので。
寝起きとともにカレーを作る妻。
スミマセン。
作業自体はそんなに時間がかからなかったです。「アンカーボルト」というものを何か所かに打ってもらって、実際にカミさんの作品をかけてもらいました。
やっぱり器用ですよね。生真面目な性質とでも言おうか。何となく分かる僕らに上手に説明してくれました。そしてスムージーを飲みながら我々二名の男が談笑している間にカミさんはカレーの仕上げでした・・・ゴメンナサイ。
Sは大変カレーに感動していて、美味しいと言っていました。それは良かった。僕はキャンプには行かないけど。
さて、そろそろ事業所の方に戻らないと、という時間になったので、「どうもありがとう」といって見送り、僕は皿を拭いたり片付ける(その程度の手伝いしか出来ませんからね)わけですが、その時点でまだカミさんは自分の昼食をとってなかったです。大変申し訳無い気持ちになったのでした・・・
早めの昼食が済んでから、僕はPCワークに戻り、カミさんは再度休んでいただくことになったのですよ。
こうしてみると、何もしていないのは「僕だけ」でしたね笑
Sは作業。カミさんはカレー作り。
しかし、吾妻のカレーは美味しいなあ。
そして今後二人で食事をする部屋に彼女の作品がしっかりと飾られている。
こうして色んな人にお世話になって、感謝しながら暮らせることは幸せなことだと思いますよ。
そう、先日修理した扇風機ですが、見事な働きです。今までエアコン25度で過ごしていたんですけど、今日から28度で扇風機中速で使って快適です。
さて、もう少し、仕事します。
友人Sにもとても感謝してますが、やっぱり、カミさん、どうもありがとう。
それではまた明日。