奇天烈電機

猫とPCと農業つれづれ、(MS-)DOSネタ、稀に初級Linux。大半は日記。

それが普通になるということ。

こんにちは。

 

実は生きています、と言わんばかりに久しぶりの更新です。あまりに間が空いてしまったので、何をテーマに書けばいいのか分からなくなってしまいました。

 

ので、超長文の回にしようと思います。しかもPCではなくてスマホからの書き込みです。

 

順番とか一切考えないで思いついたまま書き殴っていくのでご容赦ください。

 

なんだったっけ、初めてのLinuxの教科書、とかいう本だったかをUbuntuに乗り換える前に買ってたんですよね。分からんことがあったらいくらか役に立つであろう、みたいな気持ちで。

ところが、それをすごい長い間手の届かない所に放置していて、買ったこともその存在も完全に忘れていました。

で、それを発見するのですが、めくるページめくるページ全て、大体もう分かった事しか書いていなくって「勿体無い事したなあ」という気持ちと、こういう「教科書本」って必要ないんじゃないか?、と思った次第です。

 

調べたほうが速いし、ピンポイントだし、好きなタイミングで好きなだけ見返すことが、ネットの方が楽だし情報の応用も効くんですよ、僕には、多分。

これは僕が詳しいぞ!、とか出来るぞ!、と言ってるのとは違います。所詮僕は本来ならCLIでやることをどうやってGUIでやるかの方に力を9割くらい割くほどの素人です。

面倒だからパスがずーっと通ってる状態を作ったり、デスクトップから大体のことにアクセスできる様にカスタムしたり。結局Ubuntuに乗り換えても使い方はWindowsの頃とそんなには変わってなくて、したい事とか使うアプリケーションもwineで動くものばかりになってしまっている。ただ、やれ仮想ドライブがどうとか、じゃあフルクスリーン化できない様なものはどうするか?、みたいな猿知恵は自分の技術で克服してきました。できちゃった。後で調べても大体皆んな同じ様にしてるみたいだから、方法としては間違ってなかった様だ、と確認もする。

最初の20日間くらいでしたかね。Linuxってこんなに面倒臭いのか?、本当にこれを常用するのか?、できるの?、などと思ったのは。仕事の時間以外はほとんど全ての時間をモニタと睨めっこしていました。不思議なもんです。ほんの少しの英単語を理解できて、時々翻訳機能を使い続けて20日間。もうWindowsには戻れない、戻りたくない戻らない。他のディストロで同じことやれ、って言われたらまた20日間かかるかもしれないけど、Ubuntuに関してはプログラマでもない、サーバー管理者でもない、単なる一般ユーザーですが、困ることもほぼなく、分からなかったら調べたらいいやんけ、くらいになってしまった。いくらGUIに偏っていても端末を使わないでやれるか?、と言われると全くNO!です。使いますよ、毎日。でもそんなに、想定していたより覚えなければならないことは無かったわけです。繰り返しになりますが、僕はブラウザが全てな人だし、開発も管理もしません。文字が打てて、ちょっとしたアプリが使えて、ネットに接続されていたらそれで何の問題もない程度のユーザーです。

最初に鍵を作った話をしてましたけど、アレとセキュアブート関連の設定が解決してからは何も問題は起こらなくなりました。バーナーが上手く動かない、違うバーナーなら動くからこっちを使おう、メニューがうまく出たり消えたりしない、違うメニューエディタなら上手く動作するからそれを使おう。

あえて「解決する挑戦」は避けて通ってきています。と言うより、多分この問題は自分ではどうにもならんだろうな、という線引きが直感で上手くできる様になった、と言うべきなんでしょうね・・・

調べ始めて、「無理だな、今の僕には無理だ」と感じたことには手を出さない。ブックマークはしておくけど、実行しない。そういうのは大抵システムの動作とかに絡んでる部分が多いのですけど、やはり怖いのと、復元が面倒なのと、あるといえばある。復元の方法とか、所謂スナップショット的な事も覚えましたが、何せ作り上げた環境に満足しちゃったんで、あえて「アレ使ってみるか」とか思わないのです。結局はWindowsでやってた事がUbuntuWindows以上に便利にできる様に、それほど苦労なく出来てしまったので、ほとんどゴールした様なもんです。

たぶんたぶん、ばかりになりますけど、人に教えられるか?、と聞かれたらWindows程「そこはえーっと」みたいな感じで答えることは出来ないだろうが、目の前に自分のブックマークがあったら自分と同じ環境は作る事ができるんじゃない?、ら辺にいると思う。

実際システム周りを触る必要も、何か新規にこれを動く様にしないと、と思う事も必要性も最近はホントになくて、これこそ「安定」を毎日触ってる感じですね。

で、僕のしようとしてることに必要な技術は今はブラインドタッチを正しい指で行う事、なのでもうマシンOS、関係ないです。

 

Mac使えって言われたらMac使うだろうし、Windows使えってなったらWindows使うだろうし。Linuxを使う理由は、使い始めたから、というのと、「カスタマイズ性」が全てだと思います。Ubuntu好きですか?、と聞かれたら今は大好きですよ、と答えますけど、そもそもWindowsなんでやめたんですか?、と聞かれたらMSのやり口に辟易とした、ということと、Windows11がハード的に縛りが強くて今問題なく動いている大半の10の機械の結構な数のものが産廃化する、という現実をとても受け入れられないと思ったからです。一応第8世代以降の機械なので11使っていたし、当分は困らんでしょうけど、自分が当てはまって無いから、という理由だけではなくて、インストーラー一つとっても「どこにでも課金突っ込んでくるな」というMSの考え方が恐ろしくなった、しかもそれは技術が無いと回避できない。

 

Macなんてのはもっとハード縛りが強いですしね。好きな人を責めるつもりはない。使えばいい。時が来たら買い換えたらいい。僕もiPhoneだし。

そもそもPCなんて使い方も覚え方も千差万別な代物ですから、自分は辿り着いちゃったとこがUbuntuだった、というだけの事だと言っていいならそれだけです。

 

毎日ログイン画面やデスクトップの背景が変わるのが好きな人もいるだろうし、メールはメーラーで管理したい人もいるだろうし、仕事をする上でOSを固定する必要のある人もいるだろうし、動画とネットの人、Officeの人、なんならオフラインでいい人もいるだろう。

ゲームがバリバリ主役の人も、YouTuberもいるでしょう。

 

誰も彼もPCの全ての機能を使える人なんて数えるほどしかいないでしょう。どのOSでも。

 

Linux作った人がホントにいい事言ってます。楽しかったからと。いいと思う。楽しければ。便利なら。困ってなければ。

 

20日の間は不安定だったし、マトモに再起動すらしなかった。余計なアイコンやゴミが溢れかえっても消し方すら分からなかったし、どれが必要でどれが不要で、何故そうなるのか、どうしてこうなるのか、全てが分からなかったです。でも一日平均6時間くらい3週間向き合ってたらそれらは大体理解できる様になったし、それ以上は求めてない。

 

未だに信じられない事があるとすればこのOSがオープンソースだってことくらいです。ヘルプデスクのマニュアルお姉さんもいない、メーカー保証や修理屋もいない、なんていうキーワードで調べて、どれを適応するのかはコミュニティと先達の書き残した全てから学べるが、実行して不具合が出ても誰もサポートしてくれない。それに個人個人で設定も環境も細かく見れば全然違う。

LinuxWindowsmacOSの代わりにはある意味ではなれるが、全くならないとも言えると思います。

開発者でなくても、管理者でなくても、使う自由があるのだから僕はそれが素晴らしいと思う。もちろん、Ubuntuというある程度パッケージングされたモノが土台にあったからできたことだと思います。

 

文書が打てて、印刷できて、ニュースが読めて、映画が見えて、音楽聴きながら仕事ができて、ファイルの管理ができて、ちょっと趣味のゲームができたら。それで広告がなくてネットの中枢から二、三歩離れたところで快適に使えるなら、それがいい。危険も危険なことをしなければ殆どない。ハードウェアに対する不安もそんなに感じなくていい。

僅かに敷居が高いだけだ。

 

相変わらず趣味と実用でDOSは触ってますし、カミさんと映画を観るし、仕事でも毎日使いますよ。イクシオンのOPが見たかったら見るし、Moo2もmod使って動きます。車のドラレコの記録映像も再生できるしね。

 

この安定感には覚えがあります。Windows2000の頃に近い安心感。でも、もっと利便性は無論高くなってます。

 

「調べる」

 

それが全て。

こんな事は僕が言わなくても皆んな分かってる事でしょう。

 

明日は早朝草刈りです。最近眠くて生活に支障を来しているのがちょっとマズい感じがしますけど、頑張らないと。カミさんは毎日、ホントに立派だと思いますよ。よく出来た人。

愛してます。

 

 

 

それではまた明日。